日誌

　シティボーイズミックス 「マンドラゴラの降る沼」を見にシアタードラマシティへ行った。東京公演以外を見るのは初めてだ。ラジカルの頃から毎年何らかの公演を見に行っていたが、去年はチケットを取ったのに体を壊して見に行けなかった。だから２年ぶりのシティボーイズ。
　去年はチケットを譲った人にパンフレットは買ってきてもらったのだけれど、今年はＳＯＬＤＯＵＴでパンフレットを買えなかった。いままで欠かさず買ってきたのに。楽日だとそんな目にもあうのか。
　私が見たのは昼の部。思ったよりもアングラ臭がしない。テントじゃないからだろうか。銀粉蝶だし、ウルトラシオシオハイナミール的な雰囲気を想像していたが、５人そろっているせいか、グローブ座の頃のような印象を受ける。さすが楽日。軽くとちったとしても、東京公演の早い日程を取ってしまったときのようなハラハラ感はない。
　今回、テントで見たわけでもないしいつもどおりだった、という感想だけれど、私にとっては、各方面を調整し、無理を言ってなんとか自由をもらって、年に一度のただひとつの楽しみとして観ている公演だ。星の数ほどいろんな公演がある中、本当に唯一選んでいるもの。私の生活に唯一残ったもの。
　だから、無理だとはわかるけれど、永遠であってほしい、と思う。