スタンド・アローン

 前、mixiが上場するという話を「とくダネ!」でやっていた。それに対して小倉智昭が、自分は○年前からパソコンを触っていて、BASICやマシン語でプログラミングをしたりしていたけれど、今は自分の生活がかき乱されそうな気がして、距離を置いている、という旨のコメントをしていた。その○年前の真偽はおいておくとして(35年前っていっていた気がするが、記憶違いかもしれないから)、不思議なことをいう人だなあ、と思った。距離をおいているってのは、ちゃんとしたポリシーとして、全然問題ない、むしろ良いんじゃないか、と思う。実際、人の評判や意見に弱い人なんかはかなり混乱して自分を見失ってしまうだろうから。
 でも変なこという人だな、と思ったのは、前半のプログラミングのくだり。それ、関係なくないか?「パソコンに向かう」ってことでひとくくりなんだろうけど、別にスタンドアローン(なんか懐かしい言葉)でプログラミングしている分には、今だって生活かき乱されないんじゃなかろうか。「私は○年前からプログラミングをしています、『通信』は生活をかき乱しそうなので、ネットワークから隔離して、今でも趣味のプログラミングを楽しみ続けています」と言ってたら、ある意味尊敬したかも。