ブログ中毒ロボ

 知人のブログにITメディアの記事「ブログ依存症のロボット」が紹介してあった。うまいなあ、と思う。何が、というと、記事の書き方が。ブログ依存症、とか、金属製のブロガーとか。そう書かれると、ロボットがいらいらしながら自分のブログを何度も何度も覗き込んではため息ついていそうな感じがして、ものすごく人間に近づいている感じがするから。
 でも要するに、ロボットが入力を待ち受けしてるってことで、機械が待ち受けしてるのなんて至極当然のことだ。もしこれが「ブログサーバー」じゃなくて「Webサーバー」だったら、きっと「へー便利だね」くらいの印象という気がする。ブログでやってるのがミソと、いうより、「いやそうじゃなくて自然言語処理・・・」と開発側がいくら言っても「ロボットがブログ依存症!」のインパクトに消されてしまっていそうだ。