日誌

　東京03のＤＶＤをＤＩＳＣＡＳで借りて二本視聴。最近よく東京03がらみのことを書いているけれど、彼らのコントの大ファンというわけでもなかった。というのも、結成当初にオンバトや笑金で見た時に「なんだか普通」と思った印象を引きずっていた。普通のことを演技力で無理やりコントにしている、と感じてしまったのだった。ＤＶＤも「夏下手男」しか見たことがなかった。夏下手男を見た感想は、まあまあ、というか、ちゃんと作ってあるとは思うけれど、またいつか機会があったら別のＤＶＤも見るかという感じ。
　今回見たものは、「無駄に哀愁のある背中」 と「スモール」。
　「無駄に哀愁のある背中」はアマゾンのレビューにもあったけれど、吃驚するほど音が悪い。でもまあ、音量を上げて視聴。笑神降臨やYoutube （つまりエンタ他）で見たことのあるネタが多かったが、ライブバージョンの方がより楽しめるのだと再認。
　「スモール」の方は音質が改善されていた。そして、コントの内容、挟まれている映像、舞台美術的なもの、そして、一番最後のオークラ作「義兄弟」に至るまで、文句なく全部良かった。このＤＶＤ買おうかなと思ったくらい。義兄弟の飯塚の演技が好きで繰り返して見てしまった。
　アルファルファでもプラスドライバーでもなく、東京03なんだよな、と今更思う。普通とか日常をコントにできるってかなり特別なことなのかもしれないなとも。いや、すべて今更。