昼間は1歳児の拘束でパソコンに向かえず、夜になると優先順位の高い別のことを処理するため、知人へのメールなども滞りがち。こちらの更新もすっかりあいてしまった。書きたいなと思ったキーワードだけは入れていたのだが、それを見ても今更書く気になるようなものがあまりなかった。ただ、一件、どうしても書かなくてはいけないことが。
物の整理をするために、レーザーディスクの映像を取り込んでファイルにし、ＬＤプレイヤーを処分する、という計画が前からあった。ＬＤプレイヤーもかなり調子が悪いので、再生できるうちに処理してしまおうと、私も重い腰を上げた。私が持っているＬＤは、Kate Bush の3枚のみ。
久しぶりにその三枚を、桐箱に入れて大切にしまいこんでいた押入れから出し、ジャケットからとり出し、さらに盤を袋から出そうとした、だが、出せない。袋とディスクがぴったりくっついている。
最初理解できなかったのだが、レーザーディスクの端の部分が、袋とくっついて溶けていて、取り出そうとするとまるで飴のように伸びてしまうという状態になっていた。えいや、と勢いで袋をとったが、そのベタベタが盤面にくっついたり、かなり悲惨。
私自身は大切にしていたディスクがそんなことになっていたことでいわゆる「心が折れた」状態になり、いいや、再生できなくても。全部処分してくれ、という投げやりな気持ちになっていたが、家族が丁寧に端のベタベタをカッターで削いでくれて、なんとか再生可能な部分を拾うことができた。一番思い入れのある「THE WHOLE STORY」は結構拾えた。
それにしても、溶けるとは。温度湿度が高すぎたのだろうか。
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