日誌

　昨日の佐渡ヶ島観光の疲れのためか、眠さだるさと腹痛に悩まされる。今日はラストイベントの「プール」が残っているというのに。
　昼、少し横になっていたら、気がついたら誰も家にいなかった。体調を気遣われてか、起こされずおいていかれたらしい。誰もいない静かな家の中、クーラーのきいた部屋から動こうとしない犬とともに昼寝を続けた。のろのろと起きだし、普段全く接しないのに覚えていてくれているのか全くほえない犬を観察。
　老けたなあ。なんだか勢いがなくなったよなあ。この犬。
　犬が私を見つめていて、撫でていたら仰向けになった。のどの辺りをぎこちなく撫でた。いったい何を考えてくれているんだろうか。私に何を求めているのかなあ。
　夜、みんな帰ってきて食事になったとき、親が今台湾にいる彼らの息子（つまり私の弟）に電話をしてみたいというのでかけてみた。相変わらずの淡々とした弟だったが、あまりにも電話に出た親がうれしそうでちょっと痛々しさを感じる。
　明日は横浜へ移動する。夜のメニューは、子供たちの大好きなカレー。そして親たちは刺身と好物の鮎。
　私は、カレーと刺身を食べて、最後の夜をすごした。