普通の人々

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 先日借りたDVDのもう一枚は「普通の人々」である。これは以前見ている。どこで見たのか覚えていない。テレビなのかレンタルなのか。ディスカスのユーザコメントには、10年以上前は爆笑だったのかも知れないが現在見ても面白い部分が殆どないです、と誰かが書いていた。これ、当時見て爆笑したかなあ。爆笑するような作品じゃないと思うんだけど。どちらかといえば静かで怖いような。尿瓶の奴なんて、目が離せない。笑うとかそういう問題じゃない。
 今の時代に見ても結構ゾクゾクするし好きだと思えるってのは、当時一回見ているからなんだろうか。その頃ビシバシステム(住田と西田)に熱心だったし、ふせえりもすっかり見慣れていた。東京イエローページも大好きで毎週欠かさず見ていた。見て大笑いした記憶はあまりないんだけれど、絶対見逃したくなかった。
 ちょっと説明しづらいときに「シュールな笑い」って使うけど、こういうのって「シュール」っていうんだろうか。「作品」としてノンジャンルなだけで別に「シュールな笑い」とすることもないよな気がする。でもよくわからなくなって三省堂のサイトで「10分でわかるシュール」という記述を見てみた。「不条理、非現実的、奇抜、難解」といったものをさすことが多いらしい。映像部分をもし「爆笑コント」と言い張るなら、確かに難解なのかもな。