日誌

　フラッシュの「電光石火」のムービーをYoutubeで視聴。中学生だった頃、レッツゴーヤングでこの曲を見るのを楽しみにしていたのを思い出す。中学生の私にとってこの人たちはアイドルというイメージではなかった。「すごく踊れる大人」だと思っていた。今見るとやっぱり時代を感じる。踊りもアイドルっぽくてざっくりしているのだが、当時の私にはアイドル枠でサンデーズにいること自体に違和感を感じるなんだか本格派な人たち、という映り方をしていた。私はのちに中古でレコードを手に入れて、自作テープに入れてよく聴いていた。
　SONGBOOKのライナーノーツでも都倉俊一はこの曲を気に入っていると話していて、「10年早かったのかもしれません」、「売れなかったのには悔いが残る」とあった。「うたまっぷ」のインタビューでも語っている。でも、フラッシュはもう少し遅く出てきても、80年代の男性アイドルとしては馴染まなかった気はする。70年代に、若干90年代的手法が入っている、って思ったらいいのか？。あと、　当時は気がつかなかったが、実は、ボーカルの人＋2名という感じのグループだったのだと、動画を見るとわかる。
　以前からメンバーの人が熱心にフラッシュに関する情報をホームページで発信したりしていて、ずっとウォッチしていた。今は人気のあるお店をやっていて、そちらのページで雑誌記事をスキャンした物が見れる。ボーカルの結城純さんの近影だ。この方がきっと今までも発信してたんだろう。Youtubeの動画もこの方のアカウントで上がっているようだし、本人がここまでやるのも珍しいケースだと思う。やっぱりもっと売れていい曲だった、ってのは、ご本人も思っているのかな。私は、レッツゴーヤングで見た「シェイクハンド」の踊りの方もぜひ見たいんですけど。それにしても本名が当時のイメージとかけ離れていたのにも吃驚。