泣くな、はらちゃん

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最近MTと加藤君ブログみたいな偏りをみせているので他のことも意識して書いてみる。ちなみにサーバ変えてから初iPhone更新。うまくいくかな。

今期見ているドラマは昔から継続して見ている「相棒」と、もうひとつ「泣くな、はらちゃん」のふたつ。はらちゃんはドラマの設定と脚本家の組み合わせで見てみようと思ったドラマ。この脚本は南くんの恋人やイグアナの娘の人でしょって、古いけど。舞台は三崎港。あー、さきのやの看板が映った、まだあるんだ。懐かしいなあ。

漫画の世界からはらちゃんが飛び出してきて描いている越前さんと恋をするお話なのだけれど、越前さんは漫画家なわけでも何でもなく、ただ日常のうっぷんをはらすために、登場人物に自分の考えや気持ちを肯定させる漫画を描いている。自分に自信がなく「私なんて」と自虐的で、誰とも争う事なく日々ただ蒲鉾工場の仕事をしている受け身な人。
このドラマを見ていると自分の中の越前さん要素が掘り返される。私も、かかわらないで、ほっといて、私なんか、というタイプ。そして今は全くやめてしまったけれど、10代の頃は越前さんほど露骨ではないにしても、自分が楽になるために創作していたようなものだったからなあ。ほとんどが人に見せる機会もなく消えていったそれら。

創作したものが自分の前に現れる幸せと恐怖、そして物事がどうやって決着するのか、させるのか興味深いです。