サーバ更新と右目の話

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 サーバの更新の時期がまたやってきた。1年があっという間だ。
 このサーバは広告を消してサブドメインを使うためだけに年2500円支払っている。その割に有効活用をしていない。昔は毎日更新しようとか頑張っていた頃もあった。でも、今はツイッターのように短文に逃げるツールがあるので、わざわざ長文を書こうというのは、そこまでの労力を費やしたい出来事がないとなかなかできない。

 この一年で私が書いた日誌は5つ。(1日誌500円、という計算にはならないけど)その5つはこの5月からの手越くんの関係のことばかりだ。でも今でも「手越くん退所後雑記3」なら書けそうな気がする。それくらいいろいろインパクトがあったのかもしれない。

 あと書けるのは、「右目の病気の件」か。
 とりあえず目の話で更新する。

 左目の病気になり悪化して手術をしたのは2017年のことで、おかしな視界で「グリーンマイル」を見た。手術をして黄斑の穴が塞がりだいぶ見え方はまともになったけれど、今だに左目は真ん中の若干右に見えない箇所があって、そこにいくと文字が欠ける。

 あの時は正常だった右目が今左目と同じ経過をたどっている。今年の2月に後部硝子体剥離があり、3月くらいから黄斑前膜になった。今右目には歪みが出てきていて、真ん中が少し小さくなり暗くなってボケている。

 一部が欠ける左目と真ん中が見えづらい右目の両目でものを読もうとすると、脳が頑張って二つの映像で立体視した結果なのか、「読んだ文字が若干後ろにあるように見えるし、一部合成できない箇所があり見えない」という結果になる。多分簡単に想像がつくと思うが、文字というものは一部欠けると読み違いが増える。フィードバックがおかしいので打ち間違いも増える。

 右目は幸いまだ円孔にはなっていないが、夏に急激に悪化したので、手術をすることにした。一般的に黄斑前膜というのはそんなに急に悪化しない。8月の上旬「様子見ておいてください。次は半年後」などと眼科で呑気な感じで言われたのに、8月の下旬に急に見えづらくなり、再度行って検査してもらったら二週間で急に収縮したのか、黄斑の部分が変形していた。(先生には「敏感ですね」と言われた)黄斑前膜自体は病気としての緊急度は低いので、手術の予約は11月となった。

 この夏の二週間で何があって前膜が急激に収縮したのか。スマホのブルーライトが原因では?と夫はいうけれど、それは日常的に浴びているし、この二週間に限ったことではない。ただ、普段しないことをした、ということでは、心当たりがある。

 プール。屋外プールだ。コロナウィルスの影響で娯楽が何もかも消えてしまった小六の下の子の希望でプールへ行った。暑かった。2時間以上いただろうか。私はあまり泳がずプールサイドにいたのだけど、思いつきで行ったのでノウハウもなく、紫外線よけをしなかった。プールが、そしてプールサイドが眩しかった。
 あと墓参り。墓へ行くだけだからと紫外線よけをしなかった。四方八方の墓が眩しかった。

 私は11月まで、この右目をなんとか持たせたい。孔をあけてはいけない。なぜなら、孔があいてしまうと、入院して三日間うつ伏せにならないといけないのだ。(この件は以前日誌に書いた) 前膜は日帰り手術でいいらしい。この二つは全然違う。

 私はそれ以来、晴れた日は、あまり使っていなかった「メガネにクリップではめる紫外線カットグラス」をはめて出歩くようになった。ファッション性はともかく、目が安らぐのがわかる。なんで夏場にこれを使わなかったんだろうか。
 私の遺伝子を受け継いでいる子供二人には伝えて死にたい。

 「目からの紫外線はカットしなさい。自分のために」


※ ちなみに、動画サイトに黄斑前膜の手術動画は結構上がっている。私のおすすめは「黄斑上膜(網膜前膜)除去5症例 Removal of epiretinal membrane 5 cases」。グロくない。目の手術動画が平気な人には「Quick View -3分30秒で見る白内障硝子体同時手術(黄斑上膜) Combined Procedure of Cataract surgery and Vitrectomy」を勧めたい。コンパクトによくまとまっている。