ファッションリーダーらて

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 親兄弟が珍しく全員集まったこともあり、地元の湯田上温泉へ行った。宿泊した温泉宿は帰省時に何度か来た事があるところだ。サービス等問題なく快適に過ごせるのだが、宿泊するたび一つ気になっていることがあった。
 それは、風呂のフロアに「ご自由にお読みください」と置いてある本。本棚一つ分あるのだが、置いてある本は、タダでもらってきたとしか思えない古いタレント本がメインなのだった。とんねるず「天狗のホルマリン漬け」、三田佳子「てとテと手」があったのは覚えている。他にも山田邦子やビートたけしやいろいろ。大体1980年代のものが多かった。タレント本ではないが、「サラダ記念日」もあった。
 そんな中、「浅野ゆう子のファッションブック」を手にした。ゆう子はいろんな服を自信たっぷりに着こなしていた。ラルフローレンがお気に入りの様子だ。「メンズの服も着こなせるのが女の子の特権。メンズを着るときは髪は三つ編みと決めているの」だそうである。見るとゆう子は肩幅のものすごくでかいジャケットを着て、三つ編みをしていた。
 当時のファッションリーダー浅野ゆう子のいろんなスタイルに目が釘付けで、あっという間に一冊読破してしまった。こんな本出すもんじゃないな。