ネタばれ感想ハードル

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 毎年、節分だなーキョンキョンさんの誕生日だなーを経て、平塚らいてうと高橋英樹と私の誕生日がやってくる。それはさておき。

 ピンクとグレーの感想のネタばれなしバージョンを書いた時、どうしても後半についてはネタばれせずに書く自信がなくて、ほとんど触れなかった。大事な点について書き足りてないというちょっとした後悔の念があるし、これからどんどん読まれていろんな文を目にして、自分の感想なんだか人の感想なんだかわからなくなる前に、さっさとまとめてしまいたい、と思っていた。

 でも、「ネタばれあり」バージョンを読む人は「読み終わって人の感想を見たい人」と「読む気がさらさらないけど多少の興味はある人」との2種類いるはずで、その後者の人にも興味を持続させて、図書館で見かけたり文庫化されたときに手にしてみようと思う余地を与えられるような感想文を書けるような、そんな人に私はなりたい、などと思っていた。だから書けない。
 こうやってこんなことを書いてしまったことで、上げてしまったハードルは越えられなくなるかもしれないが。