テゴマス新曲

日々の姿勢を何とか、と言いつつ、何だかんだで自分を甘やかしていたら半月過ぎた。時間が過ぎるのが早すぎる。
この期間は、新潟の実家へ少し帰ったり、今まで放置していた件の片付けをしてみたり、そんな感じだった。今後の方向性が定まらないこともあり、気持ちは晴れず、引きこもり気味の暮らしぶり。
なので、全く違うことを考える時間を作るために、この日誌の更新をしてみる。


実家に帰ったとき、四歳児を母親に任せ中学生と二人でカラオケに行った。二人だと別に空気を読むこともなく当然のようにNEWSの曲中心になる。私は歌いたいというより、ただ、リモコンの履歴に曲名を残すのが目的だった気がする。NEWS好きが歌いまくったと、次の人にプロファイリングして欲しかっただけかもしれない。

同行した中学生はうまいかどうかはおいておいて、ハモりたい子。だからテゴマスの曲を歌いたがる。曲を決める際「テゴマスで何が一番好き?」と聞かれたので、
「魔法のメロディ」
と即答した。
中学生は「へー意外」という反応だった。もっとマイナーな曲を答えると思ったらしい。

私はNEWSの曲ほどテゴマスの曲を聴き込んでいないかもしれない。たぶんテゴマスは「歌えるアイドル」「聴かせるアイドル」路線でずっと来ているから、どうも楽曲があまりにもデュオの「ベタ」過ぎて、基本的に私の聴かない路線が多いのだった。

家族の中学生は綺麗な歌声が好きな子なので、どちらかというとNEWSの曲よりテゴマスを好んで聴き、私に対して「ひねくれてるからこういう曲好きじゃないでしょ」と言ってくる。まあ、否定できないけれども。

3月に出た「サヨナラにさよなら」も、初回盤のメイキングはおそらく中学生が喜ぶし、私は通常盤の他の曲が聴きたかったので両方購入した。でもタイトル曲は本当に二人で歌うミディアムバラードとしてベタすぎるほどにベタな歌。たぶんジャニーズ無関係にこういう路線が好きな人たちっているんだろうから、別にそれはそれでいいんじゃないかと思う。きちんとこういう曲がこなせるのは大事なんだろうし。

個人的には、テゴマスといえば「ミソスープ」や「青いベンチ」じゃなくて「魔法のメロディ」だと思っている。青いベンチはカバーだし、ミソスープも曲の内容からしてテゴマスじゃなくてもいいような気がするのだか、魔法のメロディはアイドルのテゴマスだからこそ映える歌で、しかも可愛い楽しいだけじゃないので、すごくいいと思うのだよなあ。

最初の掛け合いもハーモニーもいいのだが、増田君の「その憂いも」の少し苦しそうな高音あたりから、「どんなときも口ずさめば Ah」の力強いハモり部を経ての最後のかけあいとハーモニーまでの流れが特に好き。
私は、テゴマスの場合、聴き惚れるのは手越君の声で、心を打たれるのは増田君の歌う姿だったりすることがある。この曲はその傾向が顕著かもしれない。

この曲の入っている「テゴマスのまほう」というアルバムは非常にバラエティに富んでいて、ベタばかりでないので好きな曲は何曲かある。でもやっぱり「魔法のメロディ」はその「魔法」っていうコンセプトがテゴマスにぴったりで、1番というとこれになる。

ところで、NEWSの新曲はまだかまだか、と思っていたらたてつづけにテゴマスが曲をリリースすると発表があったので、最初は正直、エッ?と思ったのだが、曲のタイトルが「猫中毒」で、アップチューンな曲で、スカ・キャット・ポップとか、なんだそれ、だし、へー、船山基紀先生編曲かーなどと、調べていたらどんどん興味が出て来た。さらに、通常盤のカップリングに「魔法のメロディ」の小松清人さん作曲の曲もあるので楽しみにしている。

でも、私にとっては、テゴマスにこやしげの声が混ざってるNEWSの方がどうしても面白さで上回る。なので、NEWSの新作を首を長くして待ち続けますけどね。