この1年のこと

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また1年放置してしまった、と毎回書いているから、放置ではなくこれが周期ということなのか。

久しぶりに自分の書いたものを見ると恥ずかしくてよくこんなもの書き散らかしているなと思う。最近、Twitterのサードパーティ製アプリが使えなくなって、ツイッタをたまに使ってガス抜きをしていた「何か書きたい気分」のやり場に困ってここに戻ってきたのだけど、恥ずかしい気持ちが勝ってしまった。今見ると違和感しかない。なんだよp-gain's home page って。お前誰だよ。
しかも、コメントをいただいていたことにも1年以上気がついていなくて、本当に申し訳なさでいっぱいに。
でも閉鎖する潔さは持ち合わせておらず。

少し、緩く復活していこう。なにか続けたい。


ところで、去年の2月手越くんの名古屋のアコースティックライブに行った話が一つ前の日誌なわけだけど、その時には予想もつかなかったくらい、去年は手越くんのライブに行きまくった。
春ツアーの「NEW FRONTIER」は、名古屋振替、大阪振替、渋谷追加公演の3回行った。その後も、7/14(木) Zepp Numbaの「COLORZ powered by SHEIN」と9/29(木) Zepp Osaka Bayside のNovelbrightの対バンに行き、秋ツアーの「Music Connect」は名古屋、大阪両日の計3回、そして12/1の20周年アニバーサリーライブにも行った。
そのほかにも、米フェスなどの配信系もたいてい見たと思う。

何故そんなに足繁く通ったのか。理由は単純で、「聴き逃したくなかったから」

私はNEWSのライブには1人で行ったことがない。いつも娘たちと行っていたし今でもそうだ。それはなんとも言えない気恥ずかしさと後ろめたさがあるから。私は、ライブを聴くだけでなく、誰かを見に行っているから。双眼鏡で特定の人をロックオンしているから。本当の目的は、その人の実在の確認なのではないか?そんな自分がどこか不純な気がして後ろめたい。

でも、手越くんのライブは違って、去年の10回のうち、5回は1人で行っている。私は多分「手越くんに会いに行く」という感覚でないのだと思う。だからなのか、行くことに何の気恥ずかしさもない。全然1人で行ける。そこにあるのはほぼ「手越くんがその場でどんなふうに歌うのか聴き逃したくない」という動機だけだ。そして、その10回ともステージに対する満足度が高く、ああ、行ってよかったなあと思ったのだった。

手越くんの生歌の良さとか、ライブについてはTwitterでその都度感想を書いたりしていたが、Twitterがいつどうなるかわからないな、と思うのでその感想をまたこちらにまとめたりもしようかなと思う。何らかの作業を自分に課さないとボケますからね。

さて、先に書いたように10回のうち5回は自分1人で行ったのだが、後5回のうち4回は下の子と、そして1回上の子と行った。上の子は旧手越担だけど、社会人になった現在は家も出たし、全く違う界隈の趣味で忙しそうにしている。下の子が行けないので誘ったところ、二つ返事で来てくれて、久しぶりの手越くんのステージをそれなりに楽しんでいた様子。その時「ママがてごしにハマってるのが意外。だっててごしって王道じゃん」みたいなことを言っていた。娘からすると私は「変でマイナーなものが好き」という評価らしいし、昔はよく「てごしにも興味を持て」って言われてたなあ、と懐かしく思い出した。

王道。確かに容姿とパフォーマンスは王道か。

よく、NEWSの頃の手越くんがよかった、という愚痴のようなものをネットで見るのだけど、実は私はピンときていない。もちろんNEWSの手越くんの歌は本当に素晴らしかったし好きだった。でも、彼が思う「ファンの子はきっとこういう感じが好きだよね」というアイドル的アクトを、ジャニーズ検閲的フィルタでラッピングした状態は、ちょっと過剰だったというか、あまり当時の私には刺さっていなかったかもしれない。

もちろん今も、彼が思う「ファンの子はきっとこういう感じが好きだよね」は変わらないのだが、ジャニーズ検閲のない手越くんはかなりアク強めな変な子だ。それまでは事務所がアイドルとしてわかりやすい解釈を与えるため丁寧に修正してくれてたから、全くそれに気づかなかったし、そのこと自体はどっちかというと事務所賞賛で語られることが多い。でも、私にしたらその仕上げがあったから昔は興味を持ててなかったんだよな、と思う。実際のところ、今のどこか容姿と中身がちぐはぐで、
「期待は応えず超えて行くけど、超え方が斜め上すぎて視界から消える」
という謎特性があるところも少し面白く思っている気がする。


最後に、2021年11月11日の手越くんの誕生日にしたツイートを引用。

"ちょっと変わった人だなーと思うことはあるけど、変わった人だから面白いし、だからこそ存在して欲しいし、変わった人を排除しようとする世界は私はとうてい馴染めないので、徹底的に応援したいですね。"