最近はまっているもの雑記

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 今年はここを月に一度は更新するぞと思っていたのだけど、結局3ヶ月ぶりの更新。Twitterには絶望しているし、なんだか知らないが本を読むのが億劫なのが続いている。気分の調子が悪いとでもいうのだろうか。靄がかかっているような。

 本が読めないというのは結構難儀なことだ。読みたい頃に予約を入れていた図書館の本の順番が次々回ってきて、あれれ、と思っているうちに山積みになる。特に読めないのが小説、その中でも不穏な、人が不幸になるもの。それでも比較的読めるのが「技術かんたんまとめ本」だったので、どうでもいい感じの「これ一冊でわかる!Web3」みたいな奴ばかりパラパラ見ていた(読んでいたかと言われると疑問)。早く調子が良くなってほしい。

 ここのところ、長年愛用したEchofonが使えなくなり、ツイログも使えなくなり、すっかりTwitterに絶望してしまっていた。これに関してはいろいろと鬱積しているいるのでまた次回書く(次回っていつ)ことにして、本が読めない代わりに最近少し凝っているもの二つを、飽きてしまわないうちに記録しておこうと思う。

 一つはピクミンブルーム。

 私は運動が嫌いで、何か楽しいことがないと続かない。以前は家族が始めたリングフィットアドベンチャーに便乗していたのだが、3周して新しいステージも出なくなり、コンプリートのためには苦手なゲーム系ステージだけが残っている状態になった。これが、何度やってもできない。運動音痴にゲーム音痴が加算され、コンプレックスだけが刺激され、萎えていた。

 運動が苦手ならば意識して歩くしかない。せっかくなら歩いてその結果嬉しくなるものはないかと探してみた。そしてピクミンブルームを見つけた。イングレスとポケモンGOは以前向かないなと思ってやらなかったが、ピクミンは絵柄やコンセプト的に受け入れられそうな気がした。

 それからは、日々無駄に歩くようになっている。今のところまだ飽きていない。最初はよくわからずやっていたが、意味がわかってくるとデコピクミンをコンプリートしたくなり、「なえすぽ」というサイトで特定の苗を拾えそうなところを探してうろうろするようになった。一つわかったのは、奈良では絶対に「砂浜」というデコピクミンは拾えないということ。仕方ない。

 そして、もう一つは「Bリーグデジタルカードコレクション」。

 そもそものきっかけは手越くんがBリーグの試合で歌うというので、バスケットLIVE for Prime Videoの無料体験を申し込んだことだったと思う。それまでバスケットのプロリーグを意識したことがなく、そこで存在を認識した。その時は歌が目的だったので無料体験で終わったのだが、それからしばらくした頃、子供が学校から「バンビシャス奈良の試合を見に行こう!市民無料ご招待」というチラシを持ち帰った。
 
 私はスポーツをしないだけでなく、観戦もしない。夫もそうだから、テレビですら見ることもない。そういう家では子供もそう育つ。いいのだろうか、と、多少の後ろめたさはあった。バスケのチラシを見た時、「スポーツ観戦(無料)」という、今まで無縁に生きてきた娯楽の存在に気がついたのだった。
 いいかもしれない。近いし。ただだし。

 夫は行かないというので、私と中学生の二人で申し込み、観戦した。初めてのバスケ観戦記は書くと長くなるので省略するが、体育館なので近くてよく見える、点がたくさん入る、スピード感がある、試合が止まるたびチアのお姉さんたちがコートに入っていろんなバリエーションの応援ダンスを見せてくれる、など、スポーツに興味がなくても「ずっと楽しいな!」という感想だった。しかも勝ったのでよかったなと。

 観戦して多少の知識を身につけた頃、「B.LEAGUE MASCOT OF THE YEAR 2022-23」の投票が始まった。手越くんのファンは「ルーク」を応援している様子。私はこの前の試合で見かけた「シカッチェ」と、Bリーグを知るきっかけになったアルバルクの「ルーク」のどちらかだなと思ってその投票を見ていたのだけど、シカッチェごめんと思いつつ、上位に入れそうな「ルーク」に投票した。毎日投票にはアプリを使うみたいだったのでアプリを入れた。わからないけど、アクセスするとコインが集まる。集まると10連ガチャが回せてもう一回投票できるのか。おや、知らないうちにミッション達成してコインがたまってるぞ。トレードしたらまたミッション達成したぞ、などなど。

 私は、「毎日ログイン」「コイン集め」みたいなものや「コンプリート」みたいなものに弱い。というか、収集癖があるので、不必要に一生懸命やってしまう。マスコットオブザイヤーで投票するための期間を過ぎても、1日2回アクセスしてコインを集めて重複カードをトレード申請して、各チームのカードの規定枚数を達成してコインを集めているし、毎日ログインを達成してクリスタルをもらっている。

 ガチャで引いたカードが重複すると、タイムラインに上がってくる、ちょうど今アプリを見ていそうな人の所持カードに、そのカードがあるかチェックする。無い場合は、そのカードと同等のレア度で私の持っていないカードを、その人が重複して所持していないか更にチェックし、その人の重複分に対しトレード申請をする。この方法が一番トレードが成立しやすいことがわかってきた。

 バスケのチームと選手の知識がもともとあるわけでは無いので、その一連の流れは記憶力を必要とする。手間はかかるが、トレードが成立すると「受け入れられた!」という喜びがある。そのやりとりに言葉によるコミュニケーションが一切無いというのもいい。受け入れるか拒絶するかだけ。だから、少なくとも相手に失礼がないトレード申請であると私が考えているその「相手の重複カードに対し、相手が持っていない同等のレア度のカードを提示してトレード申請する」には最低限こだわっているのだった。最近は、何枚くらい所持している人はこの辺のレア度のカードは集め尽くしているから見ても無駄だとかその辺も感覚もつかめてきた。バンビシャスのカードを引くと嬉しいという感情を持ち合わせている自分が、ちょっと新鮮。


 なんだかんだ長文書いてしまったが、少し気分が晴れた気がする。本が読めなくなったのはどこにも何も書かなくて排出していなかったからなのかもしれない。