渋谷哲平「ゴールデン☆ベスト」届く

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

 予約していた渋谷哲平ゴールデン☆ベストが発売日に届き、早速聴いた。「ときめきの二人」までのシングルはベスト盤(カセットテープ)をデジタル化したものがあるので、それ以降のシングル、あとは「ダンスに夢中」を聴くのをとても楽しみにしていた。やはりDeep、スタントマン、標的、ジャンピングジャックフラッシュの都倉作品のころが一番思い入れがあるけれど、後期もいろんな種類の歌を歌っていて面白い。
 ヤングセーラーマンから来てるのかわからないが、中期は、「アメリカ」な歌が多い気がする。「カリフォルニアを夢見て」「UCLA・フィーリング」。ちなみに、UCLAフィーリングって、「カリフォルニア大学ロサンゼルス校」フィーリング、という意味であっているんだろうか?カリフォルニアを夢見てのアンサーソング? 歌い方に特徴のある「よ・し・な・ヨ フィージィ」も、歌詞見ると、片言で外国の女性口説いている感じだし。後期は歌謡曲路線に戻っていて、やっぱり声が色っぽいのですごく似合う。でも、曲自体はかなり無難にまとまっている印象。
 そしておまけ的な位置づけの「ダンスに夢中」と「ジンギスカン」。「ダンスに夢中」は麻世の「レッツゴーダンシング」のようなイントロのぴゅんぴゅん音がなく聴きやすい。挟み込まれる「want you」も可愛らしい。もしかしてこの人、英語の歌詞全般にてれがあるのかも。「ジンギスカン」は他の人のカバーに比べると迫力はないけれど、優等生で上品で、でも、歌謡曲になってていい感じ。しかしこの2曲、風呂場で歌ってるみたい。
 渋谷哲平のカバー曲で私が他に持っているのは前出のベスト盤に入っていた「宇宙のファンタジー」だけなんだけれど、裏声で歌ってなくて、ちゃんと歌謡曲になってて、いいのだった。CD化しないかなー。